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宝会の取り組み

認知症について


認知症とは?

物事を記憶したり、認識したり、判断したりする力が障がいをうけ社会生活に支障をきたす状態のことです。例えば、先程ご飯を食べたことを忘れてしまう、自分のいる場所が何処かわからない、日付や曜日がわからない等、当たり前にわかっていることがわからなくなるといった状態です。

認知症の種類として最も多いのが、アルツハイマー型認知症(脳細胞の変性によるもの)で全体の約半数を占めます。次いで多いのが、脳血管性認知症(脳の血管の異常によるもの)で、その他にレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症といったものがあります。
  • さっきしたことを忘れる。
  • 物をよくなくす。
  • 意欲がなくなったり、怒りっぽくなってきた。
  • ないはずの物が見える。
  • 夜中に起きていることが多い。
上記の症状がみられたら、もしかしたら認知症かもしれません。

どんな治療を行うの?

認知症の症状は中核症状(記憶障害や判断力の低下)と周辺症状(不安やイライラ、不眠、幻覚や妄想、徘徊など)の2つに大きく分けられます。中核症状に対しては認知症の進行を遅らせる薬剤を、周辺症状には抗不安薬や気分安定薬など使用し症状の緩和を図ります。薬物療法以外にも種々の作業療法、運動療法をとりいれ生活の質の向上を目指します。